フランス牝馬クラシック初戦の1000ギニーが現地13日にドーヴィル競馬場で行われ、O.ペリエ騎乗のプレシューズが直線で鮮やかに抜け出して快勝を収めた。

　1馬身3/4差の2着にシーオブグレース、さらに3/4馬身差の3着にはヒューリスティックが入線。ノーザンファームの吉田勝巳氏が所有し、C.デムーロ騎乗のフランケル産駒トゥリフォーは14着に終わった。

　プレシューズを管理するF.シャペ調教師は、「私にとって初のG1制覇で、非常に幸せです。次走はロイヤルアスコットのコロネーションステークスを検討していますが、ここに戻ってくること（G1ロートシルト賞）も選択肢の一つです」と、3歳マイル女王決定戦に名乗りを挙げた。

　また、2着に入ったシーオブグレースのW.ハガス調教師は、「彼女は凄くいいレースをしてくれたよ。（5着に終わったネルグウィンステークスの）ニューマーケットは馬場が堅すぎたから、よりソフトになることが重要だったんだ」と合格点を与え、次走は愛1000ギニーに向かうことを明らかにしている。