シャッタースピードがミュージドラS快勝、陣営は重ねて仏オークス行きを明言
2017年05月18日 13:47
2戦2勝の素質馬シャッタースピードが現地17日にヨーク競馬場で行われた英オークス前哨戦のG3ミュージドラステークス(10ハロン56ヤード)に出走。2着に1馬身3/4差をつけて快勝し、無傷の3連勝とした。
「芝が青々としていて生育状態も良く、申し分のない馬場コンディションだったから使うことにしたのに、大雨が降るとは」と重馬場(Soft)を懸念したJ.ゴスデン調教師は、自ら馬場を歩いてシャッタースピードの出走を決断。「彼女には柔らかすぎて、まったく適していなかったけど、勝てるだけの力があったということだね。1か月空けられるし、仏オークスへ行くつもりだよ。今日はスタミナもギリギリだったし、彼女は1マイル1/4(2000m)の牝馬だから」と、戦前から伝えられていた仏オークスへ向かうことをあらためて明かした。
手綱を取ったL.デットーリ騎手も「馬場がすごく柔らかくて、キレ味が鈍った。彼女は好まない状態だったけど、力が違ったね。負担は大きかった。でも切り抜けられたし、馬場が良ければ、もっといいところを見せられると思うよ」とコメント。「彼女には1マイル1/4がピッタリだと思う」とゴスデン師と同様の感触を口にしている。