リブチェスターがG1ロッキンジSを完勝 ガリレオゴールドは5着

2017年05月21日 06:30

 G1ロッキンジステークス(芝8ハロン)が現地20日にニューベリー競馬場で行われ、前走ドバイターフ3着のリブチェスターが逃げ切り勝ち。昨年8月のジャックルマロワ賞に続くG1レース2勝目を飾った。

 3馬身3/4差の2着にライトニングスピア、さらに2馬身1/2差の3着にはブレトンロックが入線。昨年の英2000ギニー馬ガリレオゴールドは5着に終わった。

 R.フェイヒー調教師は「また見たくなるようなレースだったね。リブチェスターは精神的に大人びているし、身体的にも成長してきている。彼は私が預かってきた中で最高の馬だよ」と絶賛。「ジョン(ファーガソン氏=ゴドルフィンのレーシングマネージャー)とモハメド殿下に相談するまで明言はできないが、クイーンアンへ行くことになるだろう」と、ロイヤルアスコットのマイルG1に目を向けた。

 この完勝劇を受け、大手ブックメーカー『パディーパワー』はクイーンアンステークスにおけるリブチェスターのオッズを1.75倍に切り上げている。

 一方、ライバル対決に完敗したガリレオゴールドのL.デットーリ騎手は「アイルランド(2着に敗れた昨年の愛2000ギニー)みたいで馬場が合わなかった。元気だったのは少しだけで、2ハロン行ったら(悪い)予感がしたよ」と重馬場を敗因に挙げている。