去就が注目されていた英2000ギニー馬チャーチルは英ダービーでの二冠制覇は目指さず、愛2000ギニーへ向かうマイル路線を進むことになった。

　これはチャーチルを管理するA.オブライエン調教師が現地21日に明らかにしたもの。同師は「チャーチルはランカスターボンバー（英2000ギニー4着）とともに愛2000ギニーへ行く。英ダービーに出る可能性は非常に低いと言える」と語った。

　名門のオブライエン厩舎はダービーのトライアルで多くの馬が好走。「7頭出しが有力だ。レパーズタウンのダービートライアル組からは3頭（ダグラスマッカーサー、ユカタン、カプリ）、チェスターヴァーズからも3頭（ヴェニスビーチ、ウイングスオブイーグルス、ジアンヴィル）、そしてディーステークスからのクリフスオブモハーだ」と英ダービーの出走予定馬を明らかにしている。

　なお牝馬たちの次走については、「（英1000ギニーを制した）ウィンターは、ハイドレンジアとともに愛1000ギニーが有力。ロードデンドロン（英1000ギニー2着）は英オークスに直行予定だ」と続けていた。