エネイブルが英オークス制覇、圧巻の5馬身差戴冠

2017年06月03日 14:04

 現地2日、英エプソム競馬場にてG1英オークスが行われ、L.デットーリ騎乗のエネイブルが5馬身差の圧勝で戴冠を果たした。

 2着は英1000ギニー2着のロードデンドロン。3着のアルーリングリーはさらに6馬身も離され、両馬を管理するA.オブライエン師は英愛2000ギニーと同1000ギニーに続くクラシック連勝はならなかった。

 J.ゴスデン厩舎のエネイブルは5月の前走で準重賞のチェシャーオークスを制覇。重賞挑戦は今回が初めてだったが、見事にクラシックホースへと登り詰めた。

 2002年以来、通算4度目の英オークス制覇となったデットーリ騎手は、「ライアン(ロードデンドロン騎乗のムーア騎手)が自分と一緒に動いていかなかったときは、こちらがやらかしたのかと思った。でもライアンの悲痛な様子を見たら、エネイブルが最後まで持つと分かったよ」とレースを振り返っていた。