仏ダービーにソレイユマランを送り込むファーブル師、仕上げに自信

2017年06月04日 14:00

 フランスの名伯楽A.ファーブル調教師が、現地4日の仏ダービーに送り込むソレイユマラン。昨年8月のデビュー戦こそ4着に敗れたが、その後は前走のG3ノアイユ賞を含む4連勝で生涯最大の舞台へ駒を進めてきた。

 ファーブル師は近年、ロペドヴェガ、アンテロ、そしてニューベイでダービーを制しているが、似た戦歴のソレイユマランについても「ノアイユ賞を勝ってからさらに成長しているよ。好仕上がりだし、最高の走りをする準備はできている」と自信を見せている。

 C.アップルビー調教師はソレイユマランと同じゴドルフィン所有のベイオブポエッツとディバイの2頭出し。

 ベイオブポエッツは前走でクリフスオブモハー、前々走ではクラックスマンと差のない勝負を演じており、アップルビー師は「ベイオブポエッツは凄く堅実だね。英ダービーの優勝候補としのぎを削って、いいレースをしていた」と近走内容から期待を込める一方、ディバイについては「ここまで良くやってるし(前走の)サンクルーの準重賞2着は良かった。ダービーでステップアップできればね」と控え目な評価に留めている。