多くの名馬を擁するA.ファーブル調教師は、ロイヤルアスコット開催にクロスオブスターズらを送り込む予定だ。

　4歳馬のクロスオブスターズは期待された昨年の英ダービーで8着に沈み、続くG1パリ大賞も3着どまり。これを最後に休養に入ったが、3月から始動した今年はG3とG2、そして5月のG1ガネー賞と3連勝し、次の目標にG1プリンスオブウェールズステークスを見据えている。

　ファーブル調教師は「クロスオブスターズはアスコットに向かう。今年はあまり多くは出さないつもり。（G1イスパーン賞3着の）アシュレットはデュークオブケンブリッジステークスに出る可能性がある。（G1仏2000ギニー2着の）ルブリヴィドはジャージーステークスだ。ルブリヴィドは（仏ダービーも含めて二冠を達成した）ブラムトに仏2000ギニーで接戦だったし、7ハロンは合うはず」と話していた。

　なお英2000ギニー3着ながら仏ダービーは回避となったアルヴケールは7月のジャンプラ賞を目標にするもよう。仏ダービーで2着だったヴァルトガイストは愛ダービーへ向かうという。