英ダービーで完敗したパーミアン、陣営はロイヤルアスコットへのゴーサイン待ち

2017年06月08日 11:51

 現地3日の英ダービーで人気の一角に支持されながら10着に完敗したパーミアン。陣営は巻き返しの舞台をロイヤルアスコット開催一本に絞り、馬主側からのゴーサインを待っている。

 M.ジョンストン調教師の息子のチャーリー助手は「馬主と相談しなくてはならないから、彼の次走が決まるにはもう1週間ほど必要でしょう。ダービーは1着だろうと18着だろうと凄く負担の大きなレースな訳だから、この馬がアスコットで走るには元気なところを見せてくれないと」と体調管理に努める方針。パーミアンはロイヤルアスコット開催のキングエドワード7世ステークスとクイーンズヴァーズに登録しているが、どちらにするかは決まっていない。

 なお、ジョンストン師はダービーでのパフォーマンスについて、前回走った時ほどエプソム競馬場の坂越えを上手くこなせなかったという見解。「エプソムでクラックスマンに負けたトライアルや、ヨークでベンバトルを負かした内容を思えば、土曜日(英ダービー)は4着もあったはずで、もしそうなっていれば大喜びだったのだけど」と心境を明かしている。