英オークス圧勝のエネイブル、W制覇かかる愛オークス参戦が決定的に

2017年06月08日 12:49

 現地2日の英オークスを5馬身差で圧勝したエネイブルが、次走は愛オークス(7月15日、カラ競馬場)でW制覇に挑むことが決定的な情勢となった。

 馬主のアブドゥラ殿下のレーシングマネージャーを務めるT.グリムソープ氏は「レースから無事に帰ってきてジョン・ゴスデン(調教師)も喜んでいますし、彼女の状態も良さそうに見えます。次は愛オークスを狙います。選択肢はたくさんありますが、現時点としては愛オークスになります」と考えを明かした。

 また、グリムソープ氏は現地18日の仏オークスで無敗記録の更新を狙う僚馬シャッタースピードについても言及。「シャッタースピードはミュージドラステークス後も好調で、ディアヌ賞(仏オークス)へ向かいます」と自信をにじませていた。