現地20日のG1セントジェームズパレスステークスに愛2000ギニー2着馬サンダースノーを送り込むS.ビン・スルール調教師だが、チャーチルとの再戦とあって甘い夢に浸ってはいられないようだ。

　3月にUAEダービーを制したサンダースノーは、ケンタッキーダービーこそスタート直後に競走中止したものの、前走の愛2000ギニー2着で名誉挽回。とはいえ、英愛2000ギニー連勝を達成したチャーチルには2馬身半差をつけられた。

　ビン・スルール調教師は「サンダースノーも全力を尽くしたが、チャーチルにはあっさりとやられた。サンダースノーはウチのベストホースだし、アイルランドから戻ってからもいたって順調。今回もいい走りをしてくれるだろうが、それでも相当タフなレースになりそうだ」とコメント。打倒チャーチルの難しさを認めていた。