重賞初制覇のバターシュ、ブリーダーズカップ挑戦も視野に

2017年07月12日 13:40

 現地8日にG3スプリントステークスを制したバターシュについて、管理するC.ヒルズ調教師は秋の米G1ブリーダーズカップターフスプリント(芝5ハロン)挑戦の可能性を示唆している。

 3歳馬のバターシュは前走のスプリントステークスで、3馬身以上の差をつけて重賞初制覇。アメリカ遠征を実現する前に英G2キングジョージステークス、さらにアメリカから快速牝馬レディオレリアが登録している8月25日の英G1ナンソープステークス(芝5ハロン)への出走が予定されている。

 ヒルズ師は「ブリーダーズカップはまだ先の話だが、今年のターフスプリントは5ハロンだということも分かっている。別の選択肢、(仏G1の)アベイドロンシャン賞などもあるが、そう考えられるのはいいことだ」とコメント。「まずはグッドウッド(キングジョージS)を目指す。ヨーク(ナンソープS)へ向かうにはちょうどいいタイミングのレースだからね」と続けていた。