キングジョージ出走の各陣営、気になる天候と馬場状態

2017年07月26日 12:05

 強豪馬が多数出走を予定している現地29日の英G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークス(芝12ハロン)は、馬場状態が勝敗のカギとなりそうだ。

 M.スタウト厩舎の4歳馬ユリシーズは、1993年のオペラハウス以来およそ四半世紀ぶりとなるG1エクリプスステークスとキングジョージの同一シーズン制覇を目指している。前走のエクリプスSではやや硬めの馬場で3歳トップクラスのバーニーロイをハナ差で下した。

 一方、史上3頭目のキングジョージ連覇を目指しているのがA.オブライエン厩舎のハイランドリール。こちらは全弟のアイダホとともに出走を予定しているが、陣営の関係者は「天気がとても気になるのは認めなければならない。ハイランドリールはアスコットが好きで良馬場がいいタイプだ」と話している。