「最高の牝馬」エネイブル、凱旋門賞では有力候補の1頭に
2017年07月31日 12:50
現地29日に行われたG1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスをエネイブルが制した結果を受け、各ブックメーカーはG1凱旋門賞でのエネイブルのオッズを軒並み引き下げている。
エネイブルは英愛オークスを連勝し、キングジョージでは古馬勢を一蹴。凱旋門賞と同じ12ハロンでのG1連勝にオッズを5.5倍から2.75倍とした『ラドブロークス』の関係者は「今年は層が薄く見えることもあり、エネイブルは有力候補の1頭だ。凱旋門賞が来月に行われるとしたら、オッズはもっと下がるだろう。10月1日の本番まですべてが順調にいけば他陣営にとっては相当の強敵になる」と話している。
『パディーパワー』はオッズを3倍に設定。「英愛オークスを5馬身以上で連勝し、しかもキングジョージでは古馬相手に4馬身半差の快勝。エネイブルはここ数年で最高の牝馬の1頭だ」とエネイブルを高く評価していた。