リブチェスターはジャックルマロワ賞を回避、英チャンピオンズデーのクイーンエリザベス2世Sが最大目標に

2017年08月10日 13:12

 現地2日の英G1サセックスステークスで2着に惜敗後、13日の仏G1ジャックルマロワ賞への参戦が留保されていたリブチェスター。同馬を管理するR.フェイヒー調教師はジャックルマロワ賞の回避を表明した上で、10月21日の英G1クイーンエリザベス2世ステークス(QE2S)が最大目標になることを明かした。

 リブチェスターはサセックスS後も極めて順調とのことだが、フェイヒー師は「彼を休ませてQE2Sを待ちたいと思う。いずれにせよチャンピオンズデーが最優先だ。彼を1マイルに専念させるため、(10ハロンの)チャンピオンステークスには登録しなかった。去年、彼は別格の牝馬(マインディング)を相手に堂々たるレースをしたし、今年は一段と良くなっているからね」と、前年2着に敗れたQE2Sでの雪辱に意欲を見せている。

 なお、QE2Sの予備登録にはリブチェスターをはじめサセックスSで同馬を下したヒアカムズホエン、今年の英愛2000ギニー馬チャーチル、同じく英愛1000ギニーの覇者ウィンター、7月9日のジャンプラ賞でG1制覇を飾ったサンダースノーら48頭が名乗りを上げている。