アルマンゾルの引退が決定、復帰戦の完敗で凱旋門賞挑戦を断念
2017年08月22日 12:05
現地21日、昨年の欧州最優秀3歳牡馬で今季は凱旋門賞へ挑戦予定だったアルマンゾルが現役を引退することが分かった。
JC.ルジェ厩舎のアルマンゾルは昨年、仏ダービー、愛チャンピオンステークス、英チャンピオンステークスと中距離のG1を3勝。今年は凱旋門賞を目標としていたがなかなか状態が整わず、今月15日のG3ゴントービロン賞でようやく実戦復帰したが6頭立ての5着同着に敗れていた。
陣営のレーシングマネージャーは「関係者で話し合った結果、アルマンゾルを引退させる決断に至った。容易な決断ではなかったが、それが正しいことだと全員が合意した」とコメント。「凱旋門賞へ行くつもりだったが、先週の結果から勝てるという感触が得られなかった」と話している。