豪移籍のアドマイヤデウス、新天地の名伯楽が最大級の評価
2017年08月31日 11:40
梅田智之調教師の管理馬として日本で重賞2勝を挙げ、4月の天皇賞(春)4着を最後に豪州へ移籍することになったアドマイヤデウスについて、現地トップトレーナーの一人で新たな所属厩舎のD.ウィアー調教師が最大級の評価を与えている。
ウィアー師は30日に発表されたG1メルボルンカップの登録に17頭、最重要の前哨戦に位置づけられるG1コーフィールドカップには、これに3頭プラスした20頭と、それぞれ最多の管理馬をエントリー。その中には3月のG1オーストラリアンカップを制し、コーフィールドCでも注目を集めるヒューミドールが含まれている。しかし、ウィアー師が最も期待を寄せているのはアドマイヤデウスという。
豪競馬メディアの『racing.com』に対し、ウィアー師は「先週、スタッフが日本にアドマイヤデウスを見にいき、彼の見た限り健康で、凄く状態が良さそうとのことだった」と現状を明かすと、「両レースで上位争いする能力があると思っているから、順調に行ってほしいと願っているよ。個人的な見立てでは、恐らく彼は2マイル(約3200m)が合っている。彼は本物のステイヤーだし、メルボルンCに登録した馬の中でも抜きん出ているように思える」と、ヒューミドール以上の評価を与えている。