​クラックスマンの次走はエネイブル次第? 来年まで休養の可能性も

2017年09月01日 12:10

 現地23日の英G2を6馬身差で圧勝したクラックスマンだが、今後のローテーションはまだはっきりしていないようだ。

 次走の候補に挙がっているのは9月10日の仏G2ニエル賞だが、J.ゴスデン調教師は来年まで休養する可能性も示唆。その一方でクラックスマンは愛チャンピオンステークス、凱旋門賞、英チャンピオンステークスといったG1にもエントリー済みしているが、これらは同厩舎の3歳牝馬エネイブルも出走する可能性があるビッグレースだ。

 クラックスマンのオーナーであるA.オッペンハイマー氏は、「当面はゴスデン調教師の判断待ちだ。凱旋門賞にエネイブルが出るなら、彼女と戦わせたがるとは思わない。主戦騎手(L.デットーリ)が同じという事情もある。馬場状態などほかの事情も加味した結果、クラックスマンを今年は走らせないことを選ぶかもしれない。我々としては冬にハードなレースをさせるつもりはない」と話している。