最強牝馬ウィンクスが豪G2で貫録の差し切り、20連勝へ王手

2017年09月03日 11:30

 ワールドベストレースホースランキング2位のウィンクスが、現地2日にランドウィック競馬場の豪G2チェルムズフォードステークス(3歳以上、芝1600m)に出走。10馬身余り離して飛ばす逃げ馬を直線で一気に逆転し、連勝を「19」に伸ばした。

 1馬身差の2着にレッドエキサイトメントが逃げ粘った。

 この日も手綱を取った主戦のH.ボウマン騎手は「(出遅れた)前走は直線入口で(差し切れると)自信があったけど、今日は本当に分からなかった。いつも彼女はとんでもない走りをするね。言葉がないよ」とウィンクスの能力に脱帽していた。なお、同馬を管理するC.ウォーラー調教師は、20連勝がかかる次走として、2週後のG1ジョージメインステークスを候補に挙げている。