前走G2で不発の仏二冠馬ブラムト、凱旋門賞には出走の可能性も

2017年09月07日 12:55

 現地8月15日の仏G2ギヨームドルナノ賞で見せ場なく5着に敗れた今年の仏二冠馬ブラムト。スタートで出遅れる不利はあったが、本来の走りを見せられないまま、陣営が用意したペースメーカーをかわすのが精一杯だった。

 ブラムトを所有するアルシャカブレーシングのマネージャーは「レース後は明らかに疲れが出ていました。ジャンクロード(ルジェ調教師)は今後のプランを決めるまでに原因を探りたいとしています」と現状を明かした。

 その上で「ゲートを跳ね出たりはしない馬ですし、道中はずっと気が散っているように見えたので、レース前に(原因となることが)あったのでしょう。そういう訳ですが、凱旋門賞の出走は除外していませんよ」と、地元の大一番に出走する可能性に言及している。