豪移籍のブレイブスマッシュが初勝利、陣営はジ・エベレスト出走を模索

2017年09月10日 11:55

 日本で活躍後に豪州へ移籍したブレイブスマッシュが、現地9日にムーニーバレー競馬場で行われた準重賞に出走。3番手追走から0.5馬身差で押し切り、移籍2戦目で初勝利を挙げた。

 ブレイブスマッシュの白星は2015年10月のサウジアラビアロイヤルカップ(東京競馬場)以来、1年11か月ぶり。豪州へは今年3月のG3オーシャンステークス4着を最後に移籍し、8月19日の現地初戦でG1勝ちもあるベガマジックの2着と上々の滑り出しを見せていた。

 豪競馬メディアの『racing.com』によると、ブレイブスマッシュには芝レースとして世界最高賞金となるジ・エベレスト(10月14日)の出走権利がなく、オーナーグループが他の権利保有者と交渉中。こうした不透明な状況にあっても、同馬を管理するD.ウィアー調教師はジ・エベレストへ前向きな意思を持っており、出走枠を確保できればさらなるレベルアップも可能と自信を見せている。