ヴァジラバドが昨年2着の雪辱、カドラン賞で3度目のG1制覇

2017年10月01日 16:30

 現地9月30日にシャンティイ競馬場でG1カドラン賞(芝4100m)が行われ、6頭立ての5番手で直線に向いたC.スミヨン騎乗のヴァジラバドが、逃げ粘るミルエミルをねじ伏せた(1/2馬身差)。

 さらに7馬身離れた3着にはトリップトゥロドスが入線している。なお、出走を予定したビッグオレンジは出走を回避した。

 ヴァジラバドは短クビ差の2着に敗れた前年の雪辱を果たし、通算3度目のG1制覇。今季は初戦のG3ナドアルシバトロフィー2着以降、ここまで重賞4連勝と長距離戦線で実力者ぶりを発揮している。

 ヴァジラバドを管理するA.ドゥロワイエデュプレ調教師は「彼らしさを遺憾なく発揮してくれた。長きにわたって活躍できる訳さ」と納得の表情でレースを振り返るとともに、3連覇を目指して10月22日のG1ロワイヤルオーク賞に向かうことを明言。ヴァジラバドが来年も現役続行することにも言及した。