バティールのグラファール師、英チャンピオンズフィリー&メアズSへ盤石の態勢

2017年10月19日 12:05

 現地21日のG1英チャンピオンズフィリーズ&メアズステークス(アスコット競馬場)にフランスから参戦予定のバティール。同馬を管理するF.グラファール調教師が、前走のヴェルメイユ賞に続くG1連勝に自信を見せている。

 D.シムコック調教師の元から転厩した今季のバティールは年間を通じて着実な進化を遂げ、ヘイドックでG3ピナクルステークス、ドーヴィルでG2ポモヌ賞、そして前走でG1ヴェルメイユ賞と重賞を3連勝中。ヴェルメイユ賞では昨年の英チャンピオンズフィリーズ&メアズS勝ち馬ジャーニーを下し、アスコットで再戦を迎える。

 グラファール師は「土曜日(21日)に向け全て上手く行っているし楽しみだね。馬場が柔らかくなるほど彼女に有利なのは明らか。彼女は道悪巧者で、他の馬はそうではないかもしれないから」と語る一方で、「彼女はトップクラスの牝馬だし、今季は良馬場でも勝っているけどね」と同馬の適応能力を高く評価している。