日本馬を父に持つマックスダイナマイト、メルボルンC善戦に調教師も感動
2017年11月08日 13:55
W.マリンズ調教師が、現地7日の豪G1メルボルンカップで3着と善戦したマックスダイナマイトについて言及している。
日本で走っていたグレイトジャーニーを父に持つフランス産馬のマックスダイナマイトは、2年前のメルボルンカップで2着と好走。しかしその後は順調にいかず、2年ぶりの大一番までの間に4レースしか走っていなかった。
それにもかかわらず快走したマックスダイナマイトについてマリンズ師は「マックスダイナマイトと過ごせたことを嬉しく思う」とコメント。「直線ではスペースがあれば突き抜けるかもと思わせてくれたが、やはり年齢からくる衰えが彼の足を鈍らせたのかな」と7歳馬のベテランをたたえた。また、マックスダイナマイトに騎乗したZ.パートン騎手も「素晴らしい走りだった。マックスダイナマイトはとても勇敢だった」と賛辞を送った。
マリンズ厩舎からはマックスダイナマイト以外にも、7歳馬トーマスホブソンが6着、8歳馬ウィックローブレーブが10着に入った。マリンズ師は「恐らく次にここへ来る時は新たな顔ぶれにならざるを得ない。マックスダイナマイトたちがこの最高峰のレベルで走ることはもうないだろうが、私はまたここへ戻ってくるよ」と、マックスダイナマイトの後輩たちによるリベンジを誓っていた。