香港スプリント、レッツゴードンキとワンスインナムーンが強力地元勢に挑戦

2017年11月23日 14:50

 現地22日、香港ジョッキークラブはシャティン競馬場で行われる香港スプリント(12月10日、芝1200m)の選出馬14頭を発表した。

 日本からは高松宮記念とスプリンターズステークスで2着の実力馬レッツゴードンキ(111)、重賞未勝利ながら前走のスプリンターズSで3着に好走したワンスインナムーン(110)の牝馬2頭が招待された。

 地元の香港勢は、G1未勝利ながらレーティング121で首位のミスタースタニング、昨年の香港スプリント2着馬で5月のG1チェアマンズスプリントプライズを制したラッキーバブルズ(119)、2年ぶり2回目の優勝を狙うペニアフォビア(119)などレーティング6位まで独占。10月のスプリンターズSで来日し、レッツゴードンキと0.2秒差の5着だったブリザード(115)が地元勢7番手と層の厚さを見せつけている。

 その他では、昨年の香港スプリントで外国馬最高の5着だったサインズオブブレッシング(117)とアルクオーツスプリントの覇者ザライトマン(116)、ロイヤルアスコット開催のダイアモンドジュビリーステークスを制したザティンマン(117)、ブリーダーズカップターフスプリントで波乱を呼んだストーミーリベラル(114)のG1ホース4頭が欧米勢として初の勝利を狙う。

※括弧内の数字はレーティング(単位はポンド)