【香港国際 現地情報】引退レースのサトノアラジン 池江師「最後にもう一つ大きな勲章を」
2017年12月06日 12:25
現地6日、10日に行われるG1香港マイル(芝1600m)に出走予定のサトノアラジンが、シャティン競馬場のオールウェザーコースで調教を行った。
以下、調教後の池江泰寿調教師のコメント。
「輸送も全く問題なく、シャティンも今回で3回目なので栗東と変わらない精神状態です。ここ2戦は中間の追い切りも含めて気合不足だったんですが、今日は活気があるように見えました。明日は芝コースで長めに追い切ろうと思っていますが、タイム云々というよりもいかに気持ちを上げられるかをテーマとしてやろうと思います」
「今回は引退レースとなりますので、何とかアラジンらしい競馬ができればと思っています。この馬で初めて里見会長と競りの時から参加させて頂いて、2歳のときから評価が高く、何とかこの馬で里見会長にG1をプレゼントするんだと思っていました。ようやく今年の安田記念でG1を勝ちましたけど、最後にもう一つ大きな勲章をつけてあげたいなと思いますし、ステイゴールドのように有終の美を飾れればと思っています」