トーストオブニューヨークのオズボーン師、ペガサスWCへ「全て計画通り!」と怪気炎

2018年01月11日 13:00

 現地27日にガルフストリームパーク競馬場で行われるG1ペガサスワールドカップに向け、トーストオブニューヨークのJ.オズボーン調教師が意気込んでいる。

 トーストオブニューヨークは2014年のブリーダーズカップクラシック2着から1000日余りのブランクを経て、昨年12月初旬にリングフィールド競馬場で復活。そこから賞金総額1600万ドル(約17億9000万円)の特大イベントへ直行し、強敵と対決することになったが、オズボーン師は日増しに自信を深めているようだ。

 オズボーン師は「彼を復帰させられたのは凄いけど、こんなことを真剣に検討できるまでに状態を戻せるなんて、もはや夢の範ちゅうを超えている。我々全員が本当に楽しみにしているよ。フランキー(デットーリ騎手)が本番を見据えて1週前に現地入りし、ガルフストリームパーク競馬場でW.ウォード調教師の馬に数頭乗ることになっているんだ。全て計画通りさ!」と鼻息も荒い。

 また、トーストオブニューヨークがBCクラシックの状態に近づいているかとの問いに対し、オズボーン師は「恐らく彼はもっと良くなっている」と上積みを示唆。その上で「対戦相手のことは十分に解っている。ガンランナーは圧倒的人気だろう。前回(BCクラシック)の我々は単勝51倍ということもあった。ただ、当日にそうはならないことを請け合うよ。彼の実力は知られているだろうし、51倍なんてことはない。彼より過大評価の馬もいるからね」と譲らぬ構えを見せていた。