グローバルスプリントチャレンジ、今年は開催休止に

2018年01月19日 12:12

 世界の主要スプリント競走をシリーズ化し、スプリント部門の世界チャンピオンを決定することを目的として2005年に創設されたグローバルスプリントチャレンジ(GSC)が、2018年は開催休止することになった。

 JRAの発表によると、これは昨年10月にオーストラリア政府が香港から同国への馬の輸送条件を変更したことにより、2国間のスムーズな馬輸送が困難となったことが理由。

 GSCはオーストラリア、日本、ドバイ、イギリス、香港の5カ国10競走(いずれもG1)からなるシリーズで、所属地域を含む3カ国でシリーズ競走に優勝した馬の関係者には100万米ドル(約1億1000万円)のボーナスが交付されることになっていた。