ヘッドマーレック調教師、引退レース飾れずも感謝忘れず「素晴らしい日々だった」

2018年02月02日 13:00

 現地1日、この日を最後に引退を表明していたフランスのC.ヘッドマーレック調教師が仏シャンティイ競馬場に管理馬2頭を出走させたが、いずれも勝利を手にすることはできなかった。

 最後の出走馬となったムッシュエンゾは勝ち馬から約2馬身差の4着だった。ヘッドマーレック師は「まずいレースをしてしまったが、それもまた競馬」とコメント。「ファンたちがいなければ私たちはここに立つことはできない。ありがとう、ありがとう」と関係者やファンへの感謝を表した。

 約40年の調教師生活で凱旋門賞などの大レースを数多く勝ってきたヘッドマーレック師は「素晴らしい日々だった。不満を言うなんてできないし、そんなつもりも毛頭ない」と語っていた。