プレストウィックは無念の除外、古豪フーショットザバーマンがG1シドニーCを制す

2018年04月15日 11:35

 現地14日のG1シドニーカップ(ランドウィック競馬場、3歳以上、芝3200m)に遠征した日本のプレストウィックは、発走直前に歩様を乱して無念の競走除外となった。

 当日のプレストウィックはパドックに元気そうな姿で現れ、そのまま何事もなく返し馬に移ったものの、ゲート裏まで来た所で鞍上のJ.モレイラ騎手が歩様の違和感を察知。獣医の確認により出走取り消しの判断が下された。

 レースは大外から息の長い末脚を繰り出した日本産ヤマニンバイタル産駒の9歳セン馬フーショットザバーマン(7番人気)が、ラチ沿いから抜け出した14番人気のザカダを際どく差し切って優勝(0.1馬身差)。2014年オークランドカップ以来となる2度目のG1制覇を飾っている。