【チェアマンズSP】ブルーポイント、調教師は「最高のスプリンター」
2018年04月28日 11:06
現地29日に行われる香港G1チェアマンズスプリントプライズ(芝1200m)に欧州戦線から唯一参戦する馬がいる。C.アップルビー厩舎のブルーポイントだ。
ブルーポイントは3歳時の昨年6月に英G1コモンウェルスカップで3着と善戦。10月には英G3ベンゴーステークスで重賞3勝目をマークし、今年2月にはドバイG2メイダンスプリントで2着に入った。その後は3月末のドバイG1アルクオーツスプリントに向かう予定だったが、鼻出血で回避を余儀なくされてしまった。
「出血自体は些細なもので、数日後には調教を再開した」と当時を振り返ったアップルビー師。「フィジカル的にはピークにきていたので、これを下げたくなかった。香港でのレースは日程的にとても手頃で、(6月の)ロイヤルアスコット開催に向けてもちょうどよかった」と香港遠征の理由を説明した。
さらに同師は「ブルーポイントは私が手掛けた中では最高のスプリンター。馬場も合うだろうし、6番ゲートというのもウィリアム(ビュイック騎手)にいろんな選択肢を与えてくれると思う」と続けていた。