ロッキンジS有力馬のアデイブ、仏G1イスパーン賞も選択肢に

2018年05月03日 11:30

 現地4月27日のG2ベット365マイルで重賞初制覇を飾り、今月19日の英G1ロッキンジステークスの有力馬に浮上したアデイブに、代わりの選択肢として仏G1イスパーン賞(27日)が浮上した。

 アデイブを管理するW.ハガス調教師は「ロッキンジに俄然魅かれてはいるが、1週後のイスパーン賞も考慮している。8.5ハロン以上になるけど、現状の彼には10ハロンも問題ないと思っているからね」と、距離延長への手応えを明かしている。

 イスパーン賞には4月19日の英G3アバーナントステークスで今季初戦を落としたルブリヴィド、29日の仏G1ガネー賞で4着のロードデンドロン、5月1日の仏G2ミュゲ賞で2着だったジミートゥータイムズらが登録している。

 また、ベット365マイルでアデイブに敗れたストーミーアンタークティックもイスパーン賞に登録しており、E.ウォーカー調教師は「彼は足元のコンディションを気にする面があるから馬場次第かな。合いそうなのはロッキンジだけど」と見通しを語っている。