英G2ハクスリーSはフォレストレンジャー制す、エミネントは異常発生で最下位

2018年05月12日 10:40

 現地11日、英チェスター競馬場にてG2ハクスリーステークス(芝10.5ハロン)が行われ、T.ハミルトン騎乗のフォレストレンジャーが勝利した。

 1馬身1/4歳の2着はウォーディクリー。圧倒的な1番人気に推されていたエミネントは勝ち馬から13馬身半差で最下位の5着に沈んだ。

 R.フェイヒー厩舎の4歳せん馬フォレストレンジャーは3歳戦を終えた後に去勢。復帰戦だった4月の英G3アールオブセフトンステークスを勝っており、今回で重賞2連勝となった。フェイヒー調教師は今後について「ロイヤルアスコット開催はパスするつもり」と語り、サンダウン競馬場にて7月に行われる英G1エクリプスステークスを目標とする意向を示していた。

 一方、エミネントはレース後の検査で心臓の異常が発覚。M.ミード調教師は「以前に不整脈などは一度もなかった。無事に復帰してくれることを願っているが、今は待つしかない」と語っている。