​G1を2勝の名牝ウハイダ、故障再発で電撃引退

2018年05月15日 11:15

 昨年の米G1ブリーダーズカップフィリー&メアターフなどG1レースを2勝している名牝ウハイダが、故障再発のため現役引退となった。

 これは現地14日にC.アップルビー調教師が明らかにしたもの。ウハイダは2歳時に仏G1マルセルブーサック賞を制覇。その後は疲労骨折でクラシックを棒に振り、復帰後もファルマスS2着など惜敗が続いていたが、昨年11月にBCフィリー&メアターフを勝ち、今年初戦だった今月6日の英G2ダリアステークスを圧勝したばかりだった。

 アップルビー師は突然の引退を悲しみつつも、「ウハイダは才能がある牝馬だった。今後は繁殖入りすることになるが、オーナーたちは産駒誕生を楽しみにしている」と話していた。