今季初戦を迎えるバターシュ、調教師は「競馬場に連れていくのが楽しみ」

2018年05月24日 11:30

 昨年10月のアベイドロンシャン賞でG1初制覇を飾ったバターシュが、現地26日のG2テンプルステークス(ヘイドック競馬場)で今季初戦に臨む。

 昨年のバターシュは重賞3勝を含む5戦4勝とスプリント戦線で台頭。今回はアベイドロンシャン賞以来、約8か月ぶりの実戦復帰となる。同馬を管理するC.ヒルズ調教師はロイヤルアスコット開催のG1キングズスタンドステークスを見据えた一戦であることを公言している。

「バターシュは本当に手が掛からない馬だから、ここまで滞りなく来られた。心身ともに十分な状態だし、競馬場に連れていくのが楽しみだよ」と自信を隠さないヒルズ師。「初戦をどこからにするか熟考したけど、大目標のロイヤルアスコットとテンプルSの間隔がちょうど良いと思ってね。彼は前向きな馬だから、キングズスタンドSの前に使っておくことが重要なんだ。テンプルSは理想的だよ」と万全な態勢にあることを強調していた。