バターシュ、今季初戦のG2テンプルSはアタマ差の辛勝

2018年05月27日 08:30

 現地26日、ヘイドック競馬場でG2テンプルステークス(3歳以上、芝5ハロン)が行われ、外ラチ側から伸びた圧倒的1番人気のバターシュが、ワシントンディーシーの追撃をアタマ差振り切って優勝。さらに短アタマ差の3着にはキャシーが内ラチ沿いで粘り込んだ。

 バターシュは昨年10月のG1アベイドロンシャン賞以来となる今季初戦を快勝し、通算4度目の重賞制覇とした。

 C.ヒルズ調教師は「今季初戦だったし、他のとても強い馬より斤量が5ポンド(約2.3kg)重かったから厳しくなった」とバターシュの辛勝にも冷静。「キングズスタンドステークスに向けていくつか学ぶことができたよ。キャシーは凄くいい馬だ」と内ラチ沿いで粘りを見せた2番人気馬への警戒を強めていた。