​英オークス、未勝利だったフォーエバートゥギャザーが圧勝

2018年06月02日 11:55

 現地1日、英エプソム競馬場にてG1英オークス(3歳牝馬、芝12ハロン)が行われ、D.オブライエン騎乗のフォーエバートゥギャザーが直線で鋭く抜け出して快勝した。

 1番人気に推されていたワイルドイリュージョンも差し込んできたが勝ち馬には及ばず、4馬身半差の2着まで。3着には逃げ粘ったバイバイベイビーが入り、5着までのうち2着以外をA.オブライエン厩舎が占めた。

 ガリレオ産駒のフォーエバートゥギャザーは、これがなんと初勝利。2歳時はマイル戦を4着、3着と勝ち切れず、デビュー3戦目だった前走の準重賞チェスターオークスでも3馬身半差の2着だったが、初の白星がクラシック制覇となった。

 D.オブライエン騎手は「フォーエバートゥギャザーは本当に素晴らしかった」と愛馬を絶賛。「(3馬身半差で負けた)チェスターオークスでもっと接戦になるはずだったが、ちょっとしたトラブルがあったんだ。でも1週間か2週間ほど前からオークス制覇のチャンスはあると感じていた。心配なのは雨だったんだ。本当に最高のレースをしてくれたが、まさかここまでとは予想外だったよ」と語っていた。

 なお息子との親子制覇を達成したA.オブライエン調教師は次走について、「次は愛オークスのつもり」と話している。