万能種牡馬ノーザンアフリートが死亡、芝王者ワールドアプルーバルなど輩出

2018年06月06日 11:30

 名種牡馬ノーザンアフリートが、現地1日に安楽死処分となっていたことが分かった。25歳だった。

 これは米競馬メディア『bloodhorse.com』が報じたもの。ノーザンアフリートは父アフリート、母父ヌレイエフという血統で、自身は現役時代に21戦5勝、重賞勝ちは米G2止まりで、G1は勝てずじまいだった。

 だが種牡馬入りしてからは産駒が幅広いカテゴリーでG1を次々と制覇。アフリートアレックスはプリークネスステークスとベルモントステークスのクラシック二冠を制し、アマゾンビーはブリーダーズカップスプリントを勝利。ワールドアプルーバルは昨年ブリーダーズカップマイルなどを勝ってエクリプス賞最優秀芝牡馬に選出されている。