英ダービー馬マサーはG1エクリプスSへ、サクソンウォリアーと再戦も

2018年06月14日 12:00

 今年の英ダービーを制したマサーの次走について、同馬を管理するC.アップルビー調教師が現地7月7日にサンダウン競馬場で行われるG1エクリプスステークス(芝9ハロン209ヤード)とする意向を明かした。

 アップルビー師は「今後のレース選択についてモハメド殿下とじっくり協議した上で、エクリプスが最適との結論に達した」と明言。愛ダービーの登録を残し、選択肢はオープンのままにしておく考えを示しつつも「エクリプスに使う腹づもりだけどね」と決定的な様子をうかがわせている。

「マサーはサンダウン(2歳時のG3ソラリオステークス)で上手くトラックをこなして勝ったし、クレイヴンステークスを勝って英2000ギニー3着だから距離短縮も問題ない。十分なスピードがあるよ」と自信をにじませた。

 英ダービーでマサーの4着に終わったディープインパクト産駒のサクソンウォリアーもエクリプスSに予備登録されており、互いに参戦が決まれば再びの対決となる。

 なお、マサーがエクリプスSに出走するためには追加登録の必要がある。