ユーエスネイビーフラッグがG1ジュライCで復権、今後はジ・エベレスト参戦も
2018年07月15日 07:50
G1ジュライカップ(3歳以上、芝6ハロン)が現地14日にニューマーケット競馬場ジュライコースで行われ、昨年のカルティエ賞2歳王者ユーエスネイビーフラッグがゴール前の上り坂で力強く抜け出して快勝した。
1馬身3/4差の2着にブランド、さらに3/4差の3着にはフリートレビューが入線。ロイヤルアスコット開催のキングズスタンドステークスを制して1番人気に推されたブルーポイントは7着、同じく3歳G1コモンウェルスカップの覇者エクティダールは9着に完敗し、豪州から遠征中のレッドカークウォリアーも10着に終わった。
ユーエスネイビーフラッグは昨年10月のG1デューハーストステークス以来となる3度目のG1制覇。3歳を迎えた今季は愛2000ギニーで2着になったものの、それ以外は仏2000ギニーなどで結果を出せずにいた。
ユーエスネイビーフラッグを管理するA.オブライエン調教師は「彼はクラシックで厳しいレースをしたし、カラ(愛2000ギニー)は凄く厳しいものだった。そうしたことが彼の糧になったのかもしれない」と心身の強さを称賛。「ここで事が上手く運んだなら、彼に休みを与え、ジ・エベレストに向けて調教する計画だったんだ」と、芝最高賞金レースへの参戦を示唆した。