​苦戦続くアイダホ、長距離転向でグッドウッドC参戦へ

2018年07月16日 11:39

 A.オブライエン厩舎の5歳馬アイダホが、現地31日の英G1グッドウッドカップで初めて16ハロンの長距離戦に挑戦することになった。

 ブリーダーズカップターフや香港ヴァーズなど各国でクラシックディスタンスのG1を勝った名馬ハイランドリールの全弟アイダホは、自身も英ダービー3着や愛ダービー2着、G2ハードウィックステークス1着などクラシックディスタンスで活躍。ただしG1制覇には届かず、ここ2戦は英G1コロネーションカップ4着、連覇を狙ったハードウィックSで最下位の5着と苦戦が続いていた。

 そこでオブライエン調教師は、かねてより温めていた長距離路線への転向を決断。「アイダホをグッドウッドCに向かわせる。前から2マイル戦に出してみたかったんだ。クラシックディスタンスよりも長めのほうが向いていると常々感じていた。いったん試してみたチェスター(英G3オーモンドステークス、13.5ハロン、1着)でも素晴らしかったしね」と語っている。