トーセンバジルら日本馬5頭が豪移籍、メルボルンC挑戦へ
2018年07月19日 11:55
豪州の馬主グループに購入されて移籍することになった日本馬5頭が、28日にも現地に到着。その中の1頭であるトーセンバジルはG1メルボルンカップを目指すことが、18日付けの豪競馬メディア『racing.com』の報道で明らかになった。
トーセンバジルとともに豪移籍するのは昨年の函館2歳ステークスを制したカシアス、4勝を挙げてオープン入りしたディープインパクト産駒のアドマイヤロブソン、昨年の目黒記念3着があるハッピーモーメント、5戦1勝のディープインパクト産駒ダノンロマン。前者3頭はD.ウィアー調教師、後者2頭はA.フリードマン調教師が管理する。
新たな共同オーナーとなるO.ケイル氏は前記5頭の前にアンビシャスとエイシンルーク、アドマイヤウイナーを購入し、最近半年で計8頭を日本から移籍させている。また、トーセンスターダムとブレイブスマッシュの妹に当たるロードカナロア産駒も日本から輸入するつもりだという。
昨年のメルボルンC9着のマルメロらも共同所有してきたケイル氏は「これら日本の高素質馬たちを手にできて本当に喜んでいますし、近年は世界を股に掛ける強固な体制構築に注力してきました。この馬たちがオーストラリアと日本の人々らにとっての誇りとなることを願っています」と意欲的に語っている。