G1馬リブリサブリーズの次戦は仏G1モーリスドゲスト賞か

2018年07月19日 13:20

 昨季最終戦の英チャンピオンズスプリントステークスでG1初制覇を飾ったリブリザブリーズ。飛躍が期待された今季だが、ドバイと英国でG1を2戦していずれも9着と精彩を欠いている。

 重い馬場を得意とするリブリザブリーズを管理するD.アイボリー調教師は、好天が続く今年の夏、それによる良馬場に頭を悩ませている調教師の一人。リブリザブリーズは典型的な例で、英国内の芝シーズンで1戦しかしておらず、それも速い馬場のダイアモンドジュビリーステークスで一敗地にまみれたものだった。

「彼は好調だよ。アスコット(ダイアモンドジュビリーS)は馬場が速すぎた。強い馬もすぐにおかしくなったし、たまったものじゃないね。今のところは座して待つばかりさ」と天候を嘆くアイボリー師。「現時点で考えられるのはモーリスドゲスト賞だけかな」とお手上げ状態だ。

 モーリスドゲスト賞の予備登録には48頭が名乗りを挙げた。連覇を狙うブランドは前走のジュライカップで素晴らしい走りを披露し、A.オブライエン厩舎のユーエスネイビーフラッグの2着と王冠を譲る気配を見せなかった。

 オブライエン師はワシントンディーシーら13頭に出走の可能性がある。この他にザティンマン、インズオブコート、ウートン、サンズオブマリらも登録している。