愛オークス馬シーオブクラス、ハガス師は凱旋門賞を含め選択肢をなお熟考

2018年07月25日 13:00

 現地21日のG1愛オークスを制したシーオブクラスについて、同馬を管理するW.ハガス調教師が今後のレース選択についてなお考慮中であることを明かしている。

 シーオブクラスは8月のG1ナッソーステークスとG1ヨークシャーオークスに登録済みの一方、10月の凱旋門賞も視界に入れられている。しかしハガス師は、次なるターゲットを決める前に、先週末の成功に関して状況を落ち着かせたい気持ちが強い。

「プランは本当にまだ見えてないんだ。今後に控える全ての牝馬限定戦と凱旋門賞が目標になり得る。(選択肢を)再編成してシーオブクラスがどうなるか様子を見る必要があるし、どうするか決めるのはそれからさ」と態度を保留するハガス師。

「来年のことも考える必要がある。彼女が来年も現役を続けるなら、今年のうちに無理をさせられるかい? あるいは来年のことは忘れて、好調な今年のうちに鞭を入れるか。考えるべきことがたくさんあるんだよ」と悩める胸中を明かしている。