クラックスマンのキングジョージ出走は? ゴスデン師「嵐を待っている」

2018年07月25日 13:45

 G1キングジョージ6世&クイーンエリザベスステークスを最近7年で3勝しているJ.ゴスデン調教師。現地28日に控える真夏の大一番に、今年はクラックスマンとコロネットをエントリーしている。

 クラックスマンは断然人気を裏切ったプリンスオブウェールズステークスの汚名返上が命題だが、出走するかは馬場状態が鍵。サンクルー大賞でのハナ差惜敗によりG1初制覇を逃したコロネットの方により出走の可能性がある。しかしゴスデン師は、コロネットがM.スタウト師のクリスタルオーシャンとポエッツワードの足元をグラつかせるには進化が必要と感じている。

 ゴスデン師は「クラックスマンは嵐を待っている。ほとんど可能性はなさそうだけどね」と回避をほのめかす一方で、「コロネットは好調だしサンクルーでの走りも素晴らしかったから、現段階では出走の可能性があるよ」と前向き。その上でクリスタルオーシャンとポエッツワードに触れ、「彼らがレースの基準になるし、人気にも反映されるのは間違いないよ」と挑戦者の立場を強調した。