チリ産ロバートブルース、不利な外枠克服してG1アーリントンミリオン制覇

2018年08月12日 14:21

 米屈指の芝G1アーリントンミリオン(3歳以上、芝10ハロン)が現地11日にアーリントンパーク競馬場で行われ、10番枠を引いた2番人気のロバートブルースが、後方2番手で直線に向かうと大外から末脚を爆発させて勝利した。

 1/2馬身差の2着に1年以上の長期休養から叩き2戦目のアルマナー(3番人気)、さらに2馬身差の3着には5番人気のセンチュリードリームが入線するも4着に降着。7番人気のキャッチョエンダイが繰り上がり、1番人気のオスカーパフォーマンスは競走を中止した。

 ロバートブルースはチリ生まれのファストカンパニー産駒で、母の父はサトノダイヤモンドと同じオーペンという4歳牡馬。チリでG1レース4連勝を含む6戦全勝の実績を築いてC.ブラウン厩舎に移籍した。今季は5月のG3フォートマーシーステークスで初戦を飾ると、前走のG1マンハッタンステークスでは6着に敗れたが、3戦目で早くも屈指の芝レースを制して実力を証明した。