タリスマニックが復帰戦の仏G3を貫録勝ち、次戦でクリンチャーと激突へ

2018年08月16日 13:40

 現地15日、仏ドーヴィル競馬場でG3ゴントービロン賞(4歳以上、芝2000m)が行われ、タリスマニックが中団追走から2馬身抜け出して完勝した。2着争いはサブウェイダンサーが昨年の覇者ファーストシッティングを短クビ差抑えた。

 タリスマニックは昨年のブリーダーズカップターフでG1初制覇を飾り、続く香港ヴァーズでも2着に好走するなど芝の中長距離路線で台頭。今季は3月に仏シャンティイ競馬場のダルシャーン賞を勝ってG1ドバイワールドカップに挑戦したものの、初ダートもあって結果を出せなかった。今回は4か月半ぶりの復帰戦だったが、芝に戻って格下相手に力の違いを見せつけた。

 なお、タリスマニックを所有するゴドルフィンの公式サイトによると、今後は9月16日のG2フォワ賞から10月7日のG1凱旋門賞を見据えているとのこと。両レースには日本からクリンチャーも出走を予定している。