2歳G3エークームS、フェニックスオブスペインが最後方から豪快に差し切り

2018年08月23日 11:20

 現地22日、英ヨーク競馬場でG3エークームステークス(2歳、芝7ハロン)が行われ、最後方から大外に持ち出されたフェニックスオブスペインが、先に抜け出した1番人気のワタンを差し切った(1馬身1/2差)。さらに2馬身差の3着にはペルシアンムーンが続いた。

 ロペデヴェガ産駒のフェニックスオブスペインは重賞初制覇。7月6日のデビュー戦は芝で4着に敗れたものの、2戦目にオールウェザーで勝ち上がり、3戦目の今回で再び芝に戻った。ここまで3戦とも7ハロンに出走している。

 2014年のダッチコネクションに続きエークームS2勝目となったC.ヒルズ調教師は、フェニックスオブスペインの今後について「ロイヤルロッジステークスとデューハーストステークスに登録してあるが、彼がニューマーケット競馬場をこなせるか確信がない。速すぎる馬場も好まないように思う。ジェイミー(スペンサー騎手)がレーシングポストトロフィーを推しているから、そうするかもしれない」と話していた。