7歳でG1初制覇のライトニングスピア、仏G1で連勝なるか

2018年09月08日 20:40

 D.シムコック厩舎のライトニングスピアは8月の前走、英G1サセックスステークスを制して7歳にして待望のG1初勝利を達成。今年限りでの引退と種牡馬入りが決まっている同馬の残り少ない現役生活を、関係者は温かく見守っている。

 ライトニングスピアは9日の仏G1ムーランドロンシャン賞(芝1600m)に出走予定。陣営のレーシングマネージャーを務めるD.レッドヴァーズ氏は、「私の目からすると、ライトニングスピアの仕上がりは絶好に見える。デビッド(シムコック調教師)たちも喜んでいることだろう」とコメント。「残念ながら私たちはアメリカでのセールのため現地入りできないが、彼には多くのファンがついていることを知っているよ」と語っている。

 また同氏は「(前走後に)ライトニングスピアの現役生活はあと2走だと考えていた。すなわちムーランドロンシャン賞かフォレ賞、そしてクイーンエリザベス2世ステークスかブリーダーズカップマイルだ。3走目があるかもしれないが、恐らくは2走までだろう」と、ライトニングスピアの今後のローテーションにも言及していた。