ジ・エベレスト挑戦のユーエスネイビーフラッグ、不安は空模様のみ

2018年10月12日 11:54

 現地13日に豪ランドウィック競馬場にて行われる芝レースとして世界最高の賞金総額1300万豪ドル(約10億4000万円)を誇るジ・エベレストに、欧州からはA.オブライエン厩舎のユーエスネイビーフラッグが出走。ただし雨予報が文字どおりの暗雲を漂わせている。

 ユーエスネイビーフラッグは2歳時にミドルパークステークス、デューハーストステークスの両英G1を連勝。3歳となってからはマイル路線で愛2000ギニー2着など勝ち切れなかったが、7月に6ハロンの英G1ジュライカップを制してスプリント適性を証明した。

 オブライエン調教師は「調子はいいし、万事順調だ」とコメント。「馬場状態は心配で、恐らく理想どおりにはならないだろうが、それを除いたら誰もがユーエスネイビーフラッグの状態に満足しているようだよ」と語っている。