豪遠征のユカタンがG2勝ちで優先出走権を獲得、コーフィールドCへ連闘も

2018年10月14日 12:00

 現地13日に豪コーフィールド競馬場でG2ハーバートパワーステークス(芝2400m)が行われ、アイルランドからの遠征馬ユカタン(2番人気タイ)が徐々に中団後方から3番手に進出すると、最終コーナーで一気にスパート。直線半ばで大きなリードを築き、残り100mから流す余裕で完勝した。

 1.25馬身差の2着に5番人気タイのブリムハムロックス、さらに0.4馬身差の3着には11番人気タイのアプリンスオブアランが入線。昨年の3着馬で1番人気のガリックチーフテンは4着に敗れた。

 A.オブライエン調教師が管理するユカタンは7月のG3愛インターナショナルステークスに続く通算2度目の重賞制覇。ハーバートパワーSは勝ち馬にコーフィールドカップ(20日)の優先出走権が与えられる指定レースとなっている。

 同馬は11月6日のメルボルンカップへの出走も視野に入れており、次走に関してはオーナーとオブライエン調教師が協議して決めると、『Bloodstock.com.au』は伝えている。